iPadのバッテリー寿命は異常

長期間にわたり劣化しないのがすごい

タイトルには2つの意味があります。 

まず1つ目は、購入から相当期間が経過しても、バッテリーがあまり劣化しないことです。
従来の常識では、リチウムイオンバッテリーで稼働するガジェットというものは基本的に消耗品で、1年2年ぐらい使うとはっきり体感でわかるぐらいバッテリーがヘタっていくのが相場でした。

そのため、昔はガジェットもノートPCも、ほぼすべてが自分でバッテリーを交換することが可能でした。

バッテリーがヘタったら、自分で新品のバッテリーを買って交換するのです。

その点、バッテリー交換が基本的には自分でできないiPadを購入することには当初、非常に抵抗がありました。
消耗品に5万円以上出すのはなあ・・・という感じです。

今のバッテリーはすごい

ところが、今は以前とは比較にならないぐらいリチウムイオンバッテリーは強化され、寿命も劇的に伸びました。

特に、iPadはすごい。
iPadを何年も使っているのにヘタりが少なく、実用上問題のないという声が多いですね。 

私もiPad第3世代を手に入れるまで半信半疑でしたが、実際に購入してみて、実感しました。
バッテリーがでかいからか、3年ほど使いましたが、購入当時と比べて劣化をほとんど感じません。

むしろ、OSのバージョンアップで挙動が重くなったことで、新機種への買い替えを促されました。

そして、タイトルのもう1つの意味が、待機中にバッテリーがほとんど減らないとか、連続使用でも長時間持つという意味です。

 神機iPad Air

iPad第3世代はリビング使いだったのですが、iPad Airが出ると、電子書籍を入れて常に持ち歩くようになりました。

iPad AirはいままでのiPadよりもかなり軽くなり、仰向けに寝ころびながら使えるようになりました。

薄くなった分、バッテリーが弱くなったのかなと思いましたが、そんなことはありませんでした。

電源を入れっぱなしにしていても、待機なら、一日で1パーセントぐらいしか減らないのですね。
同時に購入した7インチandroidタブレットは、一日待機させておくとものすごい勢いでバッテリーが減りましたからね。

それに比べて、iPadときたら、動画見たり電子書籍で使うぐらいなら、充電は数日に1度くらいで済みました。

だが 後継機はそれほどでもない

Airで非常に満足していたのですが、電子書籍に使うのならもっと軽いmini2がいいだろうと買い増ししたら、電池持ちがAirほどじゃなくて、ちょっと残念な印象でした。

薄くなったAir2も買いました。

こちらも軽くスタイリッシュになったのはよかったのですが、電池の減り方がAirと比べると、体感でわかるほど早いです。

電池持ちという意味ではAirがつくづく神機だったんだと痛感しました。 

その後、pro9.7からpro10.5、そしてpro11と乗り換えていきましたが、いずれも電池持ちはAirほどではありません。 

休日などに一日中電子書籍を読んでいると、どうしてもバッテリーがかなり減って、途中で充電タイムが必要になるのですね。
私は、ぶっ続けで10時間ぐらい電子書籍を読み続けたりしますので、充電中に予備機に乗り換える必要が出てきます。

そこが若干の不満点です。 

今出ているiPad9.7の第6世代は、最安値でありながらバッテリー持続時間が長いようです。

ボディサイズは初代iPad Airと同じですから期待してしまいます。
pro11を持っている身ではありますが、気になって仕方ありません。 

XRもとてもよい

余談ですが、iPhoneは6 Plus、7 Plusとフラッグシップモデルに乗り換えてきました。
大型の液晶が良かったというよりは、とにかくバッテリー性能を求めてです。
経年のバッテリー寿命も長く、連続使用時間も長いと思ったからです。

実際にその通りでした。
かなりタフな使用にも耐えましたし、次の機種変更までの2年間もバッテリー交換せずに乗り切れました。

先日、機種変更しましたが、今回はフラッグシップのXS Maxではなく、XRを選びました。

選んだ理由は、XRのバッテリー持続時間が歴代最強と言われているからです。
実際に使ってみると、実にバッテリーの減りが遅いですね。

数日使った印象では、いままでで最高のiPhoneです。